京(みやこ)ベビーハウス堰源は、京都市認定小規模保育事業所(A型)です。
平成18年に地域のご支援の下、旧堰源小中学校で京都市昼間里親としてスタートし、令和4年度から当法人で運営をしています。
園名の「堰源(えんげん)」は、大堰川の源を表すとともに、この地が「人と水との関わり合いが始まる場所」であることを意味しています。
また、かつて広河原の能見口に設けられた小中学校の素敵な名前を保育所が受け継いでいます。
私たちの想い
私たちは、花背校区への「夢と勇気と誇り」をもち、子どもと保護者に安心と信頼の保育を提供することで、地域の子育てに貢献し、ひいては地域づくりに貢献したいと考えています。
基本理念
子どもの最善の利益を守る。
子どものありのままの姿を受け止め、一人ひとりにふさわしい保育を創造する。
自然を生かした保育を創造し、五感による体験を通して子どもの生きる力の基礎を培う。
他者への信頼感と自己の主体性を形成する。
職員は上記の基本理念を理解し、保育を実践する。
大切にしていること
1. 豊かな自然を生かした保育
花背の豊かな自然を「もの」としてとらえるのではなく、一緒に生きていく仲間としてとらえるとともに、子ども自身が主体的に自然にかかわることで、いろいろな関係性の中ですべてが生きてつながっていることを経験できるといいなと思っています。
2. 生きる力を育む保育
自分らしく育つ権利を大切にし、それぞれが持って生まれた「いのち」の可能性をしなやかに紡ぎ、「生きるって楽しい!」という気持ちを支えたいと思っています。
3. 保護者と地域とともに育む保育
子どもを中心にして、保護者の方や地域の方と目線を合わせた関わりを持ちたいと思っています。また、地域の知恵や文化を知り、経験することで、それらをゆるやかに紡いでいきたいと思っています。
4. 旬や素材を生かした食育
季節の移ろいの中で、様々な旬を感じるとともに、自然の中の様々な素材を遊びの中に取り入れられるといいなと思っています。
また、「食域は心の広さにつながる」をモットーとし、食を通じて多彩な食文化にふれていきたいと思っています。
5. 異年齢活動を生かした保育
「子どもたち同士がかかわって過ごすこと」とは「子どもの最善の利益」であると考えています。
また、少人数だからこその安心できる異年齢活動の中で、人の気持ちを感じたり、自分の気持ちを表現できたり、何かに向かってがんばれたりする経験を大事にしたいと思っています。
食べること・遊ぶこと
京ベビーハウス堰源は、ほんのすぐそばが山の斜面。走って駆けて、身体で自然を感じる体験は、遊びの中で様々な感性をひらいていきます。少し歩けば、川遊び。いろんな生き物に触れたり、季節の食べられる食材を摘んで、食事に取り入れたり。この場所だからこそ出会う世界とのかかわりから、「食べること・遊ぶこと」を通じて、すこやかに育まれることを願っています。